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完全解説!海外版Zenfone3の故障原因と修理の方法!

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昨年10月下旬から今年1月までの約3ヵ月間、小さな小さなスマホECショップ内ではありますが、Zenfone3だけでも30台以上の修理をしてきました。
これって結構な数だと思いませんか?

台湾版のZenfone3の修理でお困りの方ご相談ください!というたった数行の小さな枠での募集でしたが、当ショップでお買い上げ頂いたお客様の端末からAmazonなどのECサイト、ヤフオクなどのオークションで購入されたお客様の端末までご依頼は多岐にわたりました。
思っている以上にスマホって壊れるんだな、が正直な感想でした。

今回はその経験からZenfone3の修理について知っていることをなるべく書き記し、海外版Zenfone3をお持ちの方の参考になれば嬉しく思っています。

なお下記の画像は、とある店に修理の修行に出向いた時の写真です。分解するために新品を購入して、ZE520KLの中を覗いてみました。この時の様子については別の機会にレポートしたいと思います。

海外版Zenfone3はMVNO会社と契約していても修理ができない!

Zenfoneに限らず何年も前から海外モデルを購入されているような方は並行輸入した端末がメーカー修理できないことは基本的な知識ではありますが、格安SIM元年といっても良かった2016年の後期に販売されたZenfone3の購入層はかなり幅広くなっています。

特に通称無印と呼ばれるZenofne3 ZE520KLの国内販売価格が海外版よりも高いこと、5.5インチ版が国内では発売されないことが分かるとその瞬間からAmazonでも売上ランキングで上位を独占するなど爆発的なセールスとなりました。そういう経緯もあり、海外SIMフリー端末事情に詳しくなく、故障の時の対処法を知らずにご購入されている方がたくさんいらっしゃいます。

MVNO会社と契約していても、海外モデルのZenfone3は修理できないっていうことを、ご存知でしたか?

MVNO各社のHPにもその旨の記載がされており、試しに電話で問い合わせてみましたが、メーカーに直接お問合せくださいの一点張り。それだけ、海外モデル端末の購入にはリスクがあります。

余談ですが、国内モデルのZenfone3はMVNOで買おうが、Amazonで買おうが、ヤフオクで買おうが、メーカー修理が受けられます。ASUSの国内修理の概要については、いつも拝見させて頂いているZenBlog様の最近の記事をご参考ください。

なぜ国内の修理ショップでは修理できないの?

海外モデルを国内でメーカー修理ができないのはいろいろな大人の事情があるので理解できますが、メーカーと関係のない修理ショップではたして修理できるでしょうか?

答えは出来ません。

この原因は最新のスマホほど部品が調達できないことにあります。

後述しますが、起きている症状によって故障の原因は簡単に特定できます。また、実際にZenfone3を分解して分かったのですが、中の構造も大して複雑ではありません。だから、その部品さえあれば直せる。だけど、部品が調達できない。これはあくまで推測ですが、メーカーや下請けがマーケットに卸さないのでしょう。修理ショップ側も部品が無いので修理を受けたくても受けれないのが実情です。

そもそもなぜ海外モデルのスマホが売れるか?

少し話がそれますが、そもそもなぜ海外モデルが売れるのか?

価格の問題もありますが、一番は日本では販売しないモデルや海外先行販売のモデルがたくさんあるからです。

例えばZenfone3 ZE520KLでも海外ではゴールド、ブルーを含めた4色展開ですし、5.5インチモデル(ZE552KL)は国内未発売です。また、それらの端末は台湾では7月12日に発売、日本では10月7日と3ヵ月遅れでした。そういった端末を買うなっていう方が酷な話ですよね。私も台湾で真っ先に買いました。

折角買うからにはしっかりと端末保証のついたショップ、それから保護カバーや強化ガラスを付けるなどの基本的な前始末が重要となります。

海外モデルのスマホはどこで修理ができるの?

下記3つの方法があります。

・端末が販売された国のメーカーに出す
・購入時に端末保証がつくショップ(国内・海外)に依頼する
・国内の修理ショップ に依頼する※Zenfone3など最新の端末の修理は出来ない!

まず、販売された国のメーカーで修理するという方法があります。

当ショップがまさにこれに該当しますが、基本的にはお客様からお預かりした端末を直接現地のメーカーに修理を依頼しますので、純正部品を使用していることは間違いないですし、万が一、修理品に不備があった場合でも再修理が受けられます。

次に、購入したショップの保証の範囲内で修理に出す方法です。

海外スマホショップで一番有名なのはやっぱりEXPANSYSさんでしょうか。香港を拠点とした主に香港モデルの端末の発送が中心のショップですが、故障した端末の保証も充実しています。当ショップと同様に端末を現地に送る必要がありますが、トラブルの話は聞いたことはありません。

国内ショップでは国内に8店舗を展開されているイオシスさんも良く耳にします。こちらも6か月保証があります。
また、Amazonに出店している店舗にも保証の付くショップもありますが、全く保証が付かないショップもあるため、ご購入時には一度ショップに問い合わせた方が安心です。

最後に、国内の修理ショップへ修理に出す方法です。

先ほど、国内の修理ショップでは海外モデルが修理できないと言いましたが、販売からある程度経過した端末は修理できるショップもあるそうです。当ショップが調べた限りでは海外版のZenfone3の修理ができるところは現時点では見つけられませんでした。

当ショップでの故障依頼の上位はこれだ!

ほんとはTOP3くらいは記載したかったのですが、1位と2位が圧倒的過ぎて見送りました。
なお、TOP3以下はカメラ不良、水没、充電不良、通信不良、イヤホンジャック不良など様々な症状となっています。どれもまんべんなくご依頼を頂いております。

第1位  落として画面が割れた

1位は落下破損ですが、過去最短記録は購入初日に割れたってケースもあるほど。確かに、国内で販売されていないモデルの保護カバーや強化ガラスを端末と同時に入手するのは以外に大変です。現地メーカーですら、端末と同時にアクセサリーを出せていないことがほとんどです。唯一きちんとしているのはXperiaくらいでしょうか。

だからなのかな~とも思いますが、私自身も抱いていた『自分は落とさない自信がある』というのは大きな過信だったようです。なお、落として液晶パネルの交換で解決する場合がほとんどですが、サイドカバーにも欠けが発生している端末もあり、その場合は別途費用が必要となります。

第2位  画面が突然付かなくなった

2位は画面が突然付かなくなったという症状です。これも非常にお問合せが多く、大きく分けて2つ原因があります。

1つめは、画面が見えくなっただけで充電ができたり着信音などがなる場合は、液晶パネル不良であり、液晶パネルの交換で済む軽い症状。データもPCに接続して抽出できます。

2つめは、充電も出来ない、音も鳴らないなど、いわゆる文鎮化と呼ばれる重症な状態です。
この原因は基盤(マザーボード)不良にあり、交換すればスマホは元通りになりますが、中のデータの抽出が出来ません。 メーカー側に責任があり無償で修理できますが、データが無くなるためかなりのおおごとです。

いずれも、通常使用で誰にでも発生する可能性があります。
予防が全くできませんので、常日頃からデータのバックアップを取る習慣をつけることをオススメします。
なお『JSバックアップ』というアプリが使いやすいと評判です。

台湾ASUSの修理費用と修理期間

修理費用

自然故障:0円
液晶パネル割れ:約9,750円(5.2インチ)~約17,300円(Deluxe)
水没:水没でダメージを負った箇所により変動

これは日本のメーカーに出しても同様だと思いますが、画面が写らなくなった、充電不良などの内部的原因の場合は、無償修理です。逆に落として画面が割れた、水没したなどの個人に責任がある外部的要因の場合は有償です。

台湾の修理ショップも日本同様にたくさんありますが、Zenfone3についてはまだ修理を受付けてくれません。比較的調達しやすい液晶パネルの交換はやってくれるショップもありますが、修理ショップが調達できない部品の交換も同時に必要だった場合、元通りにならずに返却される懸念があり、安易に頼めません。修理ショップのオーナーに話を聞くと部品が調達できないそうです。

そのため、原則メーカー修理が安心、安全です。

修理期間

無印(5.2インチ、5.5インチ):1~3日
Ultra:1週間
Deluxe:1週間

ここで注目はDeluxeの修理です。
Zenfone3 Deluxeは国内でも256Gモデルが受注中断するなど大きな話題となりましたが、未だに部品が不足しているようです。そのため、無印であれば3日もあれば修理が完了するのに、Deluxeは早く修理できたことがありません。

また、あまりに修理に時間がかかるのでメーカー側から修理代金を支払えば新品交換を提案されるケースの方が割合的に多いぐらいです。

(2/18追記)
Deluxeの部品に余剰が出てきたのか修理期間が早まっており、現在3日~1週間で修理品が戻ってくる傾向にあります。

HK版、WW版も修理が可能?

これはかなりビックリする情報であまり大きな声では言えないのですが、台湾ASUSではHK版、WW版の修理が可能です。

メーカー修理と言えば、通常はその国内で販売されたモデルのみしか修理を受け付けてくれませんが、検証を重ねた結果、HK版、WW版の修理も可能だということが分かっています。